ハイアーチ・凹足とは?【合併疾患が多い危険な足部状態】

“周りから足が甲高と言われた”
“足の裏が痛い・たこがある”
“よく足をひねる”
“靴を履いていると甲が痛くなる”

このようなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容
  • ハイアーチ・凹足とは?合併疾患が多い危険な足部状態!
  • ハイアーチ・凹足の対策とは?

私は国家資格を所持しており、病院にて医師と一緒にハイアーチ・凹足を含む様々な疾病がある方に対して、インソールをお作りしております。
また、大学院にて人の動きに関して研究しておりました。
ハイアーチ・凹足など足に関してお悩みの方は、ぜひ当記事をご参照頂ければと思います。

ハイアーチ・凹足とは、足のつちふまずが高い甲高な状態のことです。
足の動きがかたいため、様々な疾患が合併しやすい状態なため注意が必要です。
それぞれ詳しくご説明いたします。

ハイアーチ・凹足とは?

ハイアーチ・凹足とは、足のつちふまず(内側縦アーチ)が高い状態のことです。
他の呼び方では、鉤足(こうそく)なんて言い方もございます。
一番の特徴は、足の動きがとぼしく“かたい足”だということです。
本来は、足は体重をかけると骨が筋・靭帯に引っ張られながら沈み込みます。
ハイアーチ・凹足は、この動きができずに、様々な疾患が合併してしまいます。
足にたこができてたり、足の裏が痛くなったりしませんか?
ハイアーチ・凹足の問題は、様々な痛みや怪我につながりやすい状態ということです。
合併する疾患に関しては、後ほど詳しくご説明します。
ハイアーチ・凹足は、甲高でかたい足なのです。

ハイアーチ・凹足の原因とは?

ハイアーチ・凹足の原因としては以下のものが考えられます。

  • 遺伝
  • 過去の怪我
  • 神経疾患による筋活動の異常

ハイアーチ・凹足の原因として、遺伝的な足の骨の形状や、靭帯のかたさが原因と考えられています。
ご本人様にお話を聞くと、ご両親もハイアーチ・凹足だということは多々ございます。
また過去の足の骨・筋・靭帯の怪我が原因のこともございます。
それは、足を支えている骨や筋、靭帯が損傷されることは、足の支持性に影響するためです。
中には、神経疾患による筋活動の異常(痙性のある麻痺)が原因の場合もあります。
このように、ハイアーチ・凹足の原因としては、主に遺伝・過去の怪我・神経疾患による筋活動の異常の3つが考えられます。

ハイアーチ・凹足の診断方法

ハイアーチ・凹足の診断方法は、立った状態の踵部をうしろから見ます。
真っすぐ立って、踵が外に倒れていたらハイアーチ・凹足の可能性あります。
これは、踵が外に倒れていると、内側縦アーチが過度に引き上げられてしまうためです。
踵の骨が外に倒れることを、過回外(かかいがい)あるいはオーバースピネーションと言います。

“踵が内側に倒れていた”という方は、逆に扁平足の可能性がございます。
⇒扁平足に関して詳しくみる

ハイアーチ・凹足の主な7つ合併疾患とは?

ハイアーチ・凹足に合併しやすい疾患は、主に7つございます。

①足底筋膜炎
②外反母趾
③足趾変形(足のゆびの変形)
④足のたこ
⑤変形性膝関節症・膝の半月板損傷
⑥捻挫(ねんざ)
⑦疲労骨折

もし心当たりがあれば、ぜひその項目をご確認ください。

①足底筋膜炎

足の裏の踵付近に痛みがありませんか?
それは、足底筋膜炎が生じている可能性がございます。
ハイアーチ・凹足は硬直性足部と言われており、簡単に言えば足の動きがかたい状態です。
この足の動きのかたさが原因で、足底筋膜炎が生じるケースがございます。
⇒足底腱膜炎について詳しくみる

②外反母趾

母趾(親指)が出っ張っていませんか?
ハイアーチ・凹足は、外反母趾が合併しやすいです。
それは、外側縦アーチの低下を伴う場合があるためです。
⇒外反母趾ついて詳しくみる

③足趾変形(足のゆびの変形)

足趾(足のゆび)はいくつかあります。
その中で、ハイアーチ・凹足が合併しやすいのはクロートゥです。
クロートゥとは指が曲がってしまう変形で、浮き指の原因の1つでもあります。
クロートゥが合併しやすいのは、ハイアーチ・凹足は、足趾の付け根の骨(中足骨)の傾きが大きいためです。
中足骨の傾きが多いと、足趾の根本の骨(基節骨)が反ってしまいます。
この状態で歩いて足を蹴り出すと、指先に付着している筋肉(長趾屈筋・虫様筋)が作用して、足趾が曲がったクロートゥの状態を作り出してしまうのです。
ハイアーチ・凹足によるクロートゥは、特にくすり指・小指の2本に生じやすいです。
一度自分の足のゆびを確認してみてはいかがでしょうか。

④足のたこ

足にたこができていませんか?
ハイアーチ・凹足は、たこが合併しやすいです。
それは、足と地面の接地面積が少ないためです。
⇒足のたこに関して詳しくみる

⑤変形性膝関節症・膝の半月板損傷

サチコする可能性がございます。それは、足の衝撃吸収機能がとぼしく、膝に大きな負担がかかってしまうためです。
⇒変形性膝関節症に関して詳しくみる

⑥捻挫(ねんざ)

よく足をひねって捻挫していませんか?
ハイアーチ・凹足は、捻挫が起こりやすい状態です。
それは、足首が外に倒れてしまっているためです。
ハイアーチ・凹足は、踵の骨が外に倒れているため、外側方向へのバランスが取りづらく、捻挫が起こりやすい状態なのです。

⑦疲労骨折

足の骨の疲労骨折の経験はございませんか?
ハイアーチ・凹足は、疲労骨折が生やすい状態です。
それは、足部がかたく衝撃吸収機能がしっかり働かないため、骨にダイレクトな衝撃が伝わってしまうためです。
本来であれば、足の筋肉や靭帯が骨と一緒に動いて衝撃を吸収しています。
ですが、ハイアーチ・凹足だと、この衝撃吸収機能が働ききれていないのです。

このように、ハイアーチ・凹足は合併疾患が多い状態です。

ハイアーチ・凹足の対策とは?

ハイアーチ・凹足の対策は、主に2つございます。

それは、『インソール』と『運動療法』です。

インソール

ハイアーチ・凹足、これに伴う合併症に対してインソールが有効です。
それは、インソールは足の機能を補うことができ、適切な動作を促して足の柔らかさを取り戻すためです。

ハイアーチ・凹足は、足がかたい状態で足の機能が使えておらず、しっかり衝撃吸収ができていない状態です。
インソールの衝撃吸収性は、こうした足の機能を補うことができます。

また、痛みや合併症を伴う場合、歩行動作などがしっかり行えていない可能性が非常に高いです。
痛みを逃がすような動きになっていたり、使いたい筋肉が使えていなかったりする状態です。
インソールにより痛みを軽減することは、適切な動作を促し、足の柔らかさを取り戻す手助けをします。

弊社では、オーダーメイドだけでなくレディメイドのインソールも取り扱っております。
よろしければ、ご覧ください。

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運動療法

カラダがかたかったり、筋肉量が落ちていませんか?
運動療法は、ハイアーチ・凹足に有効だと考えられます。
それは、関節の可動域や筋力低下を改善するためです。
また、ハイアーチ・凹足による合併症(足底筋膜炎など)がある場合も、運動療法を活用すると良いでしょう。

まとめ

ハイアーチ・凹足は、足がかたいような状態です。
インソールにより足の機能を補い、適切な動作を促すことが必要です。
まずはレディメイドインソールのご使用から、ご検討してみてはいかがでしょうか。

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