ハイアーチ (凹足)とは?多くの疾患が合併しやすい危険な足部状態!

内側縦アーチが高い状態のことをハイアーチ・凹足(おうそく)と言います。

一番の特徴はいわゆる甲高な状態で、足の可動域が乏しく“かたい足”だということです。

足がかたい状態は、様々な弊害が引き起こされてしまいます。

そんなハイアーチに関して、お話致します。

  • ハイアーチとは?

ハイアーチとは、内側縦アーチが過度に高い状態のことです。

他の呼び名としては、凹足・鉤足といったものもあります。

内側縦アーチが高いため、指の付け根部分(前足部)と踵部分(後足部)でしか床面に接地できません。

少ない面積で体重を支えなければならないため、足にたこができやすい状態であり、身体バランス不良の原因にもなります。

本来、足は体重をかけると少し沈み込みます。

しかしハイアーチでは、足部がかたく、沈み込みが生じづらいです。

沈み込みによる衝撃吸収、地面への適応ができないため、足部自身・足部より上の関節等にも負担がかかりやすいのです。

そのため、変形性膝関節症膝の半月板損傷、疲労骨折などのリスク要因とも言われていますいます。

また、ハイアーチは足底筋膜炎も合併しやすいです。

足底筋膜炎の詳細に関しては、下記リンクからご覧ください。

ハイアーチでは足底筋膜が付着している踵骨に直接力が加わってしまうこともあり、炎症へ繋がってしまうケースが多々あります。

他にも、ハンマートゥ(槌指)外反母趾も合併しやすい状態です。

  • ハイアーチの原因とは?

ハイアーチの原因は、神経疾患による筋活動の異常(痙性のある麻痺)が原因の場合もありますが、一般的なハイアーチの多くは遺伝性のものや過去の怪我が原因です。

ハイアーチの方のお話を聞くと、両親もハイアーチだということは多々ございます。

こういった場合、遺伝的な足の骨形状や靭帯の固さが原因として考えられます。

ハイアーチの診断方法の1つとして、距骨下関節の過回外の確認が挙げられます。

距骨下関節の過回外とは、足を後ろから見た際に踵骨が外側へ倒れてしまっている状態のことです。

距骨下関節の過回外は、内側縦アーチの引き上げに繋がります。

また、踵骨が外に倒れている都合から、外側方向へのバランスが取りづらく捻挫の危険性が高い状態なのです。

  • ハイアーチと足趾変形

ハイアーチでは、足趾変形(足の指の変形)が生じやすい状態でもあります。

足趾変形にも種類がありますが、合併しやすいのは“クロートゥ”です。

ハイアーチは、横から見たとき中足骨の傾斜が大きい状態です。

すると中足骨の先にある基節骨という骨が正常な足と比べ沿ってしまいます。

この状態で、足趾を曲げる筋肉(蹴り出しの際等に作用する筋肉)である長趾屈筋や虫様筋が作用すると、足趾が屈曲位になるクロートゥという変形が生じやすいのです。

これは、第4趾・第5趾(薬指・小指)に生じやすいです。

ハイアーチは、足がかたい状態で衝撃吸収が上手に行えません。

その結果、たこ・変形性膝関節症・足底筋膜炎・外反母趾・クロートゥなど多くの疾患が合併しやすい足部の状態でもあります。

ハイアーチの対策として、インソールのクッション性により足の機能を補い、足部の可動域を取り戻すことは、とても重要です。

オーダーメイド
WINSOLE
Qua+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です