かかと・土踏まずの痛み!足底筋膜炎の悪循環【抜け出す対策とは】

“かかとや土踏まずに痛みがある”
“痛みがなくなったと思ったら、また痛くなった”

“おそらく、足底筋膜炎だと思う。”
“でも、どうやって対策したらいいんだろう。”
“柔らかい中敷きをつかえばいいのかな?”
“痛みの悪循環から抜け出したい…。”

このようなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容

・かかと・土踏まずの痛み!足底筋膜炎の悪循環

・足底筋膜炎の悪循環から抜け出す対策とは

・足底筋膜炎の原因とは

私は国家資格を所持しております。
病院にて医師と一緒に、足底筋膜炎を含む様々な疾病がある方に対してインソールをお作りしております。
また、大学院では人の動きに関して研究しておりました。

足底筋膜炎は、根本的な負担に対してアプローチすることが、とても大切です。
当記事は、足底筋膜炎に対する対策をまとめてございます。
足底筋膜炎でお悩みの方は、ぜひご覧ください。

かかと・土踏まずの痛み!足底筋膜炎の悪循環

足底筋膜炎になると、悪循環にはまってしまい対策をしないと中々抜け出せません。
それは、足底筋膜にかかる負担が変わらないためです。

足底筋膜炎とは、足の裏の大きい筋膜が炎症を起こしている状態です。
足底筋膜に繰り返しかかる負担によって、炎症が起こってしまいます。
炎症が起こってしまうと、負担そのものを取り除かない限り悪循環から抜け出せません。

また、足底筋膜炎は、再発率が高いという報告もございます。
安静にして炎症が引いても、根本的な解決をしない限り再発してしまう危険性がございます。

足底筋膜炎の悪循環から抜け出すためには、なにか対策をする必要がございます。

足底筋膜炎の悪循環から抜け出す対策とは

足底筋膜炎の悪循環から抜け出すためには、なにか対策をする必要がございます。
今回は、その対策を3つご紹介します。

  • インソール

  • 運動療法(ストレッチ)

  • ダイエット

それぞれご説明いたしますね。

インソール

足底筋膜炎の対策として、インソールはとても有効で、すぐに効果を期待することができます。

それは、足底筋膜への負担を減らしつつ、根本的な原因への対策としてつながるためです。

インソールによって、足底筋膜への負担を減らすことができます。
これは、インソールの土踏まずのサポートによって、足底筋膜が伸びすぎることを防げるからです。
足底筋膜は、体重をかけると足の骨が動き、それに伴い伸びます。
足底筋膜炎になる方は、足底筋膜が伸ばされすぎてしまい、炎症が起こってしまいます。
インソールで土踏まずをサポートすると、この伸びすぎを防ぐことができます。

また、足底筋膜炎になる原因は様々です。
ただ、根本的な原因として足の骨や靭帯・筋肉に問題があり、二次的に足底筋膜炎へとなってしまうケースがほとんどです。
インソールにより足の骨の状態を整えることで、筋や靭帯、そして足底筋膜への負担を減らすことができます。

足底筋膜炎の対策として、インソールはとても有効で、すぐに効果を期待することができます。

弊社は、レディメイドのインソールも取り扱っております。
よろしければ、ご覧ください。

✔レディメイドインソール
⇒治療用インソールに基づく【AREIN】

運動療法(ストレッチ)

足底筋膜炎に、運動療法(ストレッチ)は有効です。
それは、足底筋膜炎になる原因として、筋力や組織の伸張性(カラダの柔らかさ)が関わっているためです。

足底筋膜が硬くなっている場合、足の裏のストレッチをすることで、足底筋膜の伸張性を取り戻すことができます。
足底筋膜が硬すぎる状態は炎症が起こりやすいため、柔らかくしてあげましょう。

また、ふくらはぎのストレッチも大切です。
ふくらはぎの筋肉は踵に繋がっています。
足底筋膜は指の付け根から踵に繋がっている組織です。
踵に繋がっているふくらはぎの筋肉の柔軟性が取り戻されれば、足底筋膜への負担も減らすことができますよ。

足底筋膜炎に、運動療法(ストレッチ)は有効です。

ダイエット

ダイエットは、足底筋膜への負担を減らすことができます。
それは、体重が減れば足にかかる負担も減るためです。

歩いたり走ったり動作を行うときには、体重の数倍の力が足にかかります。
参考までに、歩行時は体重の1.2倍、走行時は3倍、ジャンプ時は5倍もの力がかかると言われています。
つまり、体重が1kg減ればジャンプ時には5kg分の負担が減るということです。

また、歩行動作のような繰り返し何度も行う動作では、繰り返しの負担が足にかかっています。
1日に1万歩も歩くのであれば、体重が1kg減れば1万回分も1.2kg分の負担が減るのです。

ダイエットは、馬鹿にできませんよ。
ただし、ダイエットのための運動をするときに、足底筋膜炎で痛みが出てしまうことは問題です。
こうした場合には、インソールを装着して足の痛みを減らしつつダイエットをしましょう!

ダイエットは、足底筋膜炎に有効です。

足底筋膜炎の原因とは

足底筋膜炎の原因は様々です。
基本的には足底筋膜にかかる繰り返しの負担により、炎症が起こってしまいます。
繰り返し負担がかかる原因としては、次のものが挙げられます。

  1. オーバーユース(使いすぎ)
  2. 扁平足
  3. ハイアーチ
  4. 足首がかたい

それぞれご説明致しますね。

①オーバーユース(使いすぎ)

足底筋膜炎は、オーバーユース(使いすぎ)が原因でなります。
それは、足底筋膜が何度も伸び縮みすることによって負担が蓄積されるためです。

日常的に、長い時間立つ・たくさん歩くようなことはございませんか?
あるいは、ランニングを趣味にされていたり、何かスポーツをされていたりしませんか?
こうした繰り返しの動作により、足底筋膜に負担が蓄積されます。

健康な足であれば、足底筋膜や筋肉・足の靭帯といった多くの組織が働いて負担を分散させます。
ですが、足底筋膜炎になる方は、足底筋膜以外の組織が上手に働いておらず、足底筋膜に頼りすぎている状態なのです。

足底筋膜炎は、オーバーユース(使いすぎ)が原因でなってしまいます。

②扁平足

足底筋膜炎は、扁平足に合併しやすい症状です。
それは、扁平足は足の筋や靭帯がしっかり働いていない状態のためです。

扁平足は、足の筋肉や靭帯が働いておらず、土踏まずの骨が沈みこんでいる状態です。
扁平足の状態では、足底筋膜は常に伸ばされた状態です。
歩行などの動作を伴うことで、足底筋膜がさらに伸ばされてしまい、炎症へつながります。

また、足底筋膜炎になる原因は様々です。
ただ、根本的な原因として足の骨や靭帯・筋肉に問題があり、二次的に足底筋膜炎へとなってしまうケースがほとんどです。
インソールにより足の骨の状態を整えることで、筋や靭帯、そして足底筋膜への負担を減らすことができます。

足底筋膜炎は、扁平足に合併しやすい症状です。

③ハイアーチ

足底筋膜炎は、ハイアーチにも合併しやすい症状です。
それは、足底筋膜の伸張性が乏しい状態であるためです。

ハイアーチは、硬直性足部とも別名で言われています。
簡単に言えば、足の中の動きがかたい状態です。
足の中(足底筋膜など)がかたいため、組織が伸びて衝撃を吸収することができません。
そのため、足底筋膜が付着している踵の骨に大きな力が直接伝わってしまい、炎症へつながります。

また、単純に足がかたいため衝撃吸収性が低下しており、これが足底筋膜への負担増加に繋がります。

足底筋膜炎は、ハイアーチにも合併しやすい症状です。

④足首がかたい

足首がかたいと、足底筋膜炎になりやすいです。
それは、足首がかたいと、それだけ足底筋膜がたくさん伸ばされてしまうためです。

私たちが歩いたり走ったりする時には、足首は前に倒れていきます。
これは、前に進む動作のことを考えれば当然ですね。
ですが、足首がかたいと、足首がしっかり前に倒れきらず、足りない分を足趾の付け根を曲げて前へ進みます。
足趾が大きく反るほど、足底筋膜はたくさん伸ばされ、炎症へつながってしまいます。

そのため、足首の動きを引き出し、足趾の曲がりを減らす必要がございます。
足首の動きを柔らかくするために、ふくらはぎのストレッチは有効ですよ。

また、弊社インソールは、人間の靭帯のような特性のある芯材によって、足趾の反りすぎを防ぐ設計となっています。

よろしければご覧ください。
⇒治療用インソールに基づく【AREIN】

【まとめ】かかと・土踏まずの負担を減らして、足底筋膜炎の悪循環から抜け出そう!

また、足底筋膜炎の原因は主に次のものが挙げられます。

  • インソール
  • 運動療法(ストレッチ)
  • ダイエット

どれか1つだけ行うのではなく、3つの対策を同時に行うことが治療の近道ですよ。

また、足底筋膜炎の原因は主に次のものが挙げられます。

  1. オーバーユース(使いすぎ)
  2. 扁平足
  3. ハイアーチ
  4. 足首がかたい

どれか1つが原因というわけではなく、例えば扁平足で足首がかたく、日常的にたくさん歩くといったケースは多々ございます。

こうした日々の負担を減らすために、当記事でご紹介した対策を行ってみてはいかがでしょうか?

まずはできることから、対策を行うことをおすすめ致します。

当記事が、足底筋膜炎でお悩みの方の手助けになれば、幸いでございます。

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